【おすすめ3選!】半導体業界への転職に強い転職エージェントをご紹介

転職することがまったく珍しくない現代では、多くの転職サイトや転職エージェントが乱立しています。

半導体業界へ転職を希望している方は、無料で転職のサポートをしてくれる転職エージェントの利用をおすすめします。

とは言え、転職エージェントも大手からあまり知られていないものを含めるとたくさんあって、どれを利用すればいいのか分からなくなってしまいます。

この記事では、半導体業界への転職に強い転職エージェントを3つに厳選してご紹介します。

半導体業界への転職を考えている方は、是非とも最後までご覧ください。

この記事を書いた人

【プロフィール】

  • 上場企業の現役半導体プロセスエンジニア
    (経験10年以上)
  • 多くの材料メーカーや生産委託先企業との業務経験あり
  • 詳しいプロフィールはこちらからどうぞ
ずーぼ  
こんな方に読んでいただきたい
  • 半導体業界に興味がある
  • 半導体業界に転職したい
  • とはいえ転職エージェントが多くてどこに登録していいかよく分からない
目次

半導体業界の全体像と成長性

半導体業界の全体像

半導体はわれわれの身の回りにあふれており、非常に便利になった現代社会を支えています。

みなさんが持っているスマホはもちろん、仕事で使うパソコンや家庭内の家電、ゲームに自動車やクラウド上のサーバや工場内の産業機械等々、ありとあらゆるところで使われています。

電気を使うものにはほとんどすべてと言っていいくらい使われています。

ここ数年、その半導体の重要性が社会の中で認識されており、半導体は経済安全保障上の重要物資にも位置付けられています。

そんな半導体を作る半導体業界には大きく分けて4つのプレーヤーが存在します。

半導体製造メーカー

半導体業界のメインプレーヤーで、実際に半導体を作る企業です。

自社で商品企画から設計、製造、販売までをすべて手掛ける垂直統合型(IDM)と呼ばれるビジネスモデルの企業と、近年主流となっている水平分業型のビジネスモデルであるファブレス企業やファウンドリ企業などがあります。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

半導体製造装置メーカー

半導体を作るための装置を作り、半導体製造メーカーへ納める企業です。

日本企業が強い分野でもあり、世界的に高いシェアを持っている企業では年収が高い傾向にあります。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

半導体材料メーカー

半導体を作るための材料を作り、半導体製造メーカーへ納める企業です。

ニッチな分野ですが、こちらも日本企業が強い分野です。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

半導体商社

半導体を専門に扱う商社です。

半導体製造メーカーから製品を買い付けて顧客へ販売します。ただ半導体のカスタマイズや技術サポートなどもしており、メーカーと同等の高い技術力や知識が求められます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

半導体業界の市場規模と成長性

半導体業界の市場規模は世界全体では約50兆円です。ただしこれは2020年ですのでさらに増加しています。

そして2030年には100兆円市場になることが予測されており、10年で2倍の規模になるという成長性があります。これだけ大きな市場が、大きな成長性を見込まれているという分野は半導体をおいて他にはありません。

半導体製造装置市場は約8兆円、半導体材料市場は約6兆円となっています。これらの市場も半導体市場全体に引っ張られて同様の成長をする見込みです。

半導体市場の推移については、こちらの記事をご覧ください

転職エージェントを利用すべき理由と選び方

転職エージェントを利用すべき理由

終身雇用、年功序列が崩れつつある現代では自分のキャリアは自分で作るしかありません。大企業であっても人員整理や企業統合によって、ご自身の置かれている立場が急に変わるということは決して珍しい話ではありません。

とは言うものの、転職にはリスクが付きものです。

ただし、転職活動はノーリスクです。転職活動に費やした時間は失うものの、他の企業や業界についての知見が広がるチャンスでもあります。

その際に利用するべきものが、「転職エージェント」です。転職エージェントを利用することでさまざまなメリットを享受できます。

転職エージェントを利用するメリット
  • 相談に乗ってくれること
  • 転職市場動向を教えてくれること
  • 優良な企業の案件が多いこと

しかも転職エージェントを利用するといっても金銭的な負担はありません。それは、転職エージェントは顧客を転職させた企業から報酬をもらっているためです。

そのため、転職エージェントを利用する場合に気を付けるべきは以下の2点です。

転職エージェントを利用する際に気を付ける点
  • 零細エージェントはあまり使わない
  • キャリダウンをすすめるエージェントも使わない

どちらもすぐに転職をさせて報酬を得ることを目的としているためです。

そのため、どの転職エージェントを利用するかという点が非常に重要となります。

転職エージェントの選び方

転職エージェントには総合型と特化型の大きく2種類に分かれています。

総合型と特化型の特徴を見てみましょう。

総合型の特徴
特化型の特徴
  • 色々な業界、職種の求人がある
  • 求人数が非常に多い
  • 大手企業の運営が多い
  • サポート全般が充実している
  • 特定の業界や職種に限定
  • 求人数は限られる
  • エージェントがその業界に詳しい

半導体業界への転職をするためには総合型よりも特化型を利用した方が良いです。

特に製造業に特化した転職エージェントがありますので、製造業に精通したエージェントが転職をサポートしてくれます。

ただし、総合型の転職エージェントが劣っているというわけではありません。総合型の場合、基本的な転職サポートは充実しており、書類の添削や面接対策などは充実しています。

そのため、転職エージェントは2社または3社以上を同時に利用して、目的に合わせて使い分けることで効率的な転職活動を進めることができます。

おすすめ転職エージェント3選

おすすめの転職エージェントは製造業に特化した「マイナビメーカーAgent」と「メイテックネクスト」、そして総合型としてハイクラス案件に強みを持つ「パソナキャリア」です。

それぞれの特長を見ていきましょう。

マイナビメーカーAgent:製造業に特化した強み

マイナビメーカーAgentは、その名の通りメーカー、ものづくり業界に強い転職エージェントです。

基本情報

サービス名マイナビメーカーAgent
運営会社株式会社マイナビ
利用料金無料
書類添削あり
面接指導あり
取扱職種電気系エンジニア
機械系エンジニア
光学系エンジニア
化学系エンジニア
生産技術
生産管理
品質管理
品質保証
設備保守など
得意な業界半導体
電子部品
自動車
化学など

メリットとデメリット

マイナビメーカーAgentのメリットとデメリットは次の通りです。

メリット
デメリット
  • メーカー特化型で半導体業界を得意としている
  • メーカー出身のキャリアアドバイザーが多数在籍
  • 書類添削や面接指導も実施してくれる
  • 20~30代向きで40代以上にはやや不向き
  • 製造業未経験の求人はやや少ない

マイナビメーカーAgentは20~30代の方で製造業に従事されている方が利用するのに適しています。

大手のマイナビが運営しており、書類添削や面接指導など手厚いサポートが充実しているのが特徴です。

特に初めての転職を考えて見える方は、登録してみて求人を探してみてはいかがでしょうか。

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メイテックネクスト:製造系エンジニア実績No1

メイテックネクストは、製造系エンジニア実績No1を掲げる製造業に強い転職エージェントです。

基本情報

サービス名メイテックネクスト
運営会社株式会社メイテックネクスト
利用料金無料
書類添削あり
面接指導あり
取扱職種製造業エンジニア
得意な業界電気・半導体
機械
自動車など

メリットとデメリット

メイテックネクストのメリットとデメリットは次の通りです。

メリット
デメリット
  • 各企業ごとの内情を踏まえたアドバイスを受けられる
  • 半数以上がメーカー出身のキャリアアドバイザー
  • 書類添削や面接指導も実施してくれる
  • 地域によっては求人数が少ない場合がある
  • 非公開求人数は多いが、公開求人数が少ない

メイテックネクストは常時10000件以上の求人を誇る、求人数No1の転職エージェントです。

各企業の内情を踏まえたアドバイスをしてくれ、書類の選考に通過しやすいのが特徴です。

土日や祝日でも対応してくれるため、平日は忙しい方も登録してみて求人を探してみてはいかがでしょうか。

\ 求人数No1! /

パソナキャリア:ハイクラス案件に強み

パソナキャリアは、総合型の転職エージェントで製造業に特化しているわけではありませんが、ハイクラス案件に強い転職エージェントです。

基本情報

サービス名パソナキャリア
運営会社株式会社パソナ
利用料金無料
書類添削あり
面接指導あり

メリットとデメリット

パソナキャリアのメリットとデメリットは次の通りです。

メリット
デメリット
  • 高給のハイクラス案件が多い
  • キャリアアドバイザーの質が高い
  • 独占的に扱う求人案件が多数
  • 求められるレベルが高い
  • 若い方には向かない
  • 製造業に特化している訳ではない

パソナキャリアはハイクラスや専門職案件に非常に強い転職エージェントです。

現在の年収が500~600万円を超える方は是非とも一度利用してみる価値があります。

現在すぐに転職を考えていない場合でも、その旨を伝えればキャリア相談にも乗ってくれます。ご自身が転職市場でどのように評価されるのかについて聞いてみることも大切です。

パソナキャリアは製造業特化ではありませんが、半導体業界の求人も多数存在します。半導体業界のハイクラス案件を見てみたい方は是非とも登録して求人を探してみてはいかがでしょうか。

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半導体業界への転職Q&A

転職エージェントってどう使えばいいの?

転職エージェントは世の中にごまんとあります。どこのエージェントをどう使ったらいいのかは初めての方は特に気になると思います。

ビジネス書解説で有名なサラタメさんが、転職についての発信をされているYouTubeチャンネルである「サラタメのホワイト転職」で転職エージェントを使い倒す方法が開設されていますので、参考にされるとイメージできます。

半導体を知らなくても大丈夫?

もちろんですが、知らないよりも知っている方がいいです。

基本を勉強するのであれば本を読んだり、半導体技術者検定という資格の3級を勉強するといいです。

ただ半導体は電気電子、物理、化学、機械など色々な知識が必要ですので、理系の方であればさまざまなバックボーンを持っている方であっても活躍の場は見つかります。

半導体を勉強するための書籍については、こちらを参考にしてください。

半導体業界で有効な資格についてはこちらを参考にしてください。

女性だけど大丈夫?

まったく問題ありません。

むしろ主に男性社会であるメーカー界隈では、ご時世を反映して女性活躍を目指している企業が多数ありますので、有利に働く場面があるとも言えます。

一点注意いただきたいのは、クリーンルームに入る業務に就かれる場合は、お化粧に制限がある場合がありますので、その点はご承知おきください。

クリーンルーム内の作業って大変?

簡単や楽ではありませんが、慣れれば大したことはありません。

クリーンルームに入るにはクリーンスーツを着て、目の部分しか出ていません。入社時に会社の先輩から、

「慣れたら、出ている目の部分で誰か分かるようになるから」と言われて、

「そんなわけないやん」と思いましたが、慣れたらわかるようになりました。これが本当なんですよ。

クリーンスーツの一例(出典:東洋リントフリー)

まとめ

半導体業界へ転職するなら、転職エージェントを利用すると効率的です。

おすすめする転職エージェントは3つです。

  1. マイナビメーカーAgent
    20~30代の方におすすめ!
  2. メイテックネクスト
    求人数No1、多くの求人を見たい方におすすめ!
  3. パソナキャリア
    ハイクラス案件に強み、高給案件を探すならおすすめ!

転職エージェントを上手く使って転職活動を有利に進めましょう。

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