【QC検定(品質管理検定)とは?】検定内容と勉強方法について説明!

どんな製品やサービスであっても品質管理は重要です。

ただ品質管理と言われても、特に学生さんや働き始めて間もない方にとっては漠然としていてイメージが湧きにくいかもしれません。

QC検定(品質管理検定)を利用して品質管理を学べば、品質管理について体系的に学ぶことができます

この記事ではQC検定について内容や勉強方法について説明します。是非とも最後までご覧ください。

この記事を書いた人
  • 上場企業の現役半導体プロセスエンジニア
    (経験10年以上)
  • さまざまな半導体材料メーカーや生産委託先等の半導体業界の企業との業務経験多数
  • 詳しいプロフィールはこちらからどうぞ
こんな方に読んでいただきたい
  • 品質管理、品質保証に関連する業務に従事することになった
  • QC検定の勉強方法について知りたい
目次

QC検定(品質管理検定)とは

QC検定は、品質管理に関する知識をどの程度持っているかを全国で筆記試験を行って客観的に評価を行うものです。

一般財団法人 日本規格協会が主催されています。統計検定と重複した部分もありますが、品質管理のより実践的な内容になります。

受験資格は特にないため、どなたでも受験可能です。試験は4級、3級、2級、1級の4段階に分かれており、1級試験でマークシートのみを満足した方は準1級に認定されます。

試験日は年2回、3月と9月に実施されています。

QC検定のメリットとデメリット

QC検定を受験するメリットとデメリットは何でしょうか?

メリットとしては、主に以下の3点です。

  • 品質管理の考え方を理解できる
    (製品が違っても品質管理の考え方は共通ですので、普遍的な知識を身に付けることができる)
  • メーカーによっては社内報奨金を設定されている場合がある
  • 多くの企業や団体、学校が参加している
    多くの方々に認知されているということ)

一方でデメリットとしては、主に以下の2点です。

  • この資格を持っていないと従事できない業務がない
    (国家資格の業務独占資格や必置義務資格のようなものではないということ)
  • 製造業以外ではあまり認知されておらず役立たない可能性がある

各級の内容と試験範囲

QC検定4級

QC検定4級で求められるレベルは、以下の通りです。

組織で仕事をするにあたって、品質管理の基本を含めて企業活動の基本常識を理解しており、企業等で行われている改善活動も言葉としては理解できるレベル。
社会人として最低限知っておいてほしい仕事の進め方や品質管理に関する用語の知識は有しているというレベル。

そのため、対象者としては初めて品質管理を学ぶ人や新入社員、社員外従業員や初めて品質管理を学ぶ大学生、高専生、高校生です。

かなり基礎的な部分が多いため、特に学生さんにおすすめです。

QC検定3級

QC検定3級で求められるレベルは、以下の通りです。

QC7つ道具について、作り方と使い方をほぼ理解しており、改善の進め方の支援・指導を受ければ、職場において発生する問題をQC的問題解決法により、解決していくことができ、品質管理の実践についても、知識としては理解しているレベル。基本的な管理・改善活動を必要に応じて支援を受けながら実施できるレベル。

そのため、対象者としては業種、業態に関わらず職場の問題解決を行う全社員や品質管理を学ぶ大学生・高専生・高校生です。

社会人の方であれば3級から始めるといいです。学生さんは在学中に3級まで取得しておくといいでしょう。

QC検定2級

QC検定2級で求められるレベルは、以下の通りです。

一般的な職場で発生する品質に関係した問題の多くをQC7つ道具及び新QC7つ道具を含む統計的な手法も活用して、自らが中心となって解決や改善をしていくことができ、品質管理の実践についても、十分理解し、適切な活動ができるレベル。基本的な管理・改善活動を自立的に実施できるレベル。

そのため、対象者としては自部門の品質問題解決をリードできるスタッフや品質にかかわる部署(品質管理、品質保証、研究・開発、生産、技術)の管理職・スタッフです。

特に品質管理や品質保証、製造業務に関わる方々にはおすすめです。

QC検定準1級・1級

QC検定1級で求められるレベルは、以下の通りです。

組織内で発生するさまざまな問題に対して、品質管理の側面からどのようにすれば解決や改善ができるかを把握しており、それらを自分で主導していくことが期待されるレベル。
また、自分自身で解決できないようなかなり専門的な問題については、少なくともどのような手法を使えばよいのかという解決に向けた筋道を立てることができる力を有しているようなレベル。組織内で品質管理活動のリーダーとなる可能性のある人に最低限要求される知識を有し、その活用の仕方を理解しているレベルです。


そのため、対象者としては部門横断の品質問題解決をリードできるスタッフ、品質問題解決の指導的立場の品質技術者です。かなり高度なレベルです。

受験資格と受験料、合格基準と合格率

QC検定は受験資格の制限はありません。どなたでも受験可能です。

受験料は上図の通りで、各級の併願をすると安くなります合格基準は基本的に70%以上を取ることです。

合格率は1級は1割以下と難関で、2級も2割強です。3級と4級は多くの方が合格していますので、しっかりと準備をすれば難しくはありません。

勉強方法

独学の場合

QC検定を独学する場合、4級であれば日本規格協会が無料公開しているテキストを使って勉強しましょう。

繰り返し読めば合格できるレベルに達することが可能です。

3級以上の場合は、まず過去問を解いてみましょう。どういった問題がどういった形式で出題されているかを知り、ご自身の理解度を確認できます。

過去問をやってみて、全然解けなかった場合は参考書を少なくとも3回は通読しましょう。

各級のおすすめ参考書はこちらになります。

過去問を半分以上解けた場合は、間違えた、分からなかった箇所のみを確認しましょう。

その上で再び過去問を複数回やれば合格できるレベルに達することができます。

通信講座の場合

QC検定を通信講座で勉強する場合、おすすめの講座はJTEXです。JTEXは技術系に特化した職業訓練法人です。

創業から50年以上の実績があり、利用された企業はこれまでに4万社以上に及びます。

おすすめするポイントとしては、

  • 分かりやすさに加えて現場での実践で役立つテキストになっている点
  • 複数回のレポート課題とそのフィードバックによって実践力を身に付けられる点

特にレポート課題は独学ではできない点です。

3級コースと2級コースが設定されていますが、2級まで勉強することをおすすめしますので、最初から2級コースを受けて、試験は3級と2級を併願するのが効率的です。

\ 技術系特化通信講座:JTEX /

まとめ

QC検定の内容と勉強方法についてご説明しました。

ポイントとしては以下の通りです。

  • QC検定では、品質管理に関する手法と実践方法を学ぶことが可能
  • 製造業を中心に多くの企業が団体で申し込みをしている
  • 学生のうちに3級まで取得すると良い
  • 品質管理、品質保証、製造業務に携わるのであれば2級まで取得したい
  • 独学でも充分合格可能、通信講座を利用するとより近道になる

製造業を中心に多くの企業で有用な資格です。学んで損することはありません。

一度取り組んでみましょう!

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