【半導体関連工場MAP】三重県版

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三重県に立地している主な半導体関連工場についてまとめました。

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動画で説明:半導体関連工場MAP 三重県版

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半導体関連工場MAP 三重県版まとめ

三重県に立地している半導体関連企業を全部で9つ取り上げます。その一覧と、地図上のおおよその配置は上記の通りです。

そして経済構造実態調査に基づく「電子部品・デバイス・電子回路製造業」の三重県における事業所数、従業員数、製造品出荷額は以下の通りです。

  • 事業所数:78(全国21位)
  • 従業員数:22,955人(全国2位)
  • 製造品出荷額:18,993億円(全国1位)

事業所数はそれほど上位ではありませんが、従業員数は全国2位で製造品出荷額はダントツで全国1位となっています。キオクシア 四日市工場に代表される巨大工場が牽引しているものと考えられます。

半導体関連工場MAP 三重県版各工場

キオクシア 四日市工場

キオクシアの四日市工場は、三重県四日市市にある世界最大級のフラッシュメモリ生産拠点です。広大な敷地内には多数の製造棟が立ち並び、最先端のメモリ製品を世界に供給しています。

1992年に東芝の四日市工場として設立された当初はDRAMの生産からスタートしましたが、1999年にはNAND型フラッシュメモリの生産を開始し、その後DRAM製造から撤退し戦略を大きく転換しました。

2005年の300mm対応製造棟(第3製造棟)の稼働を皮切りに、次々と製造棟を増設し、現在は第7製造棟までを有する巨大工場群となりました。

ここで生産されているBiCS FLASHは、メモリセルを垂直方向に積み上げる3Dフラッシュメモリ技術を採用しており、大容量化と高速化を両立させています。スマートフォンやデータセンターのストレージとして、現代のデジタル社会を支える不可欠な技術となっています。

USJC 三重工場

USJCの三重工場は、三重県桑名市にある国内最大級の300mmウエハ対応ロジック半導体工場です。現在は台湾のファウンドリ大手、UMCの100%子会社として運営されています。

工場の歴史としては、1984年に富士通の三重工場として開設されたことに始まります。1990年代から2000年代にかけて、150mmから200mm、そして300mmへと対応ウエハサイズを拡大し、最先端のプロセス技術を導入してきました。2014年に台湾UMCの資本参加を受け、2019年にはUMCによる完全子会社化を経てUSJCへと社名が変更されました。

現在、この工場では40nmから90nmのプロセス技術を用い、ロジック、RFCMOS、mmWave、eNVM、BCDなど、多様なテクノロジポートフォリオを提供しています。これらは自動車や家電、通信機器など、私たちの日常生活を支える幅広い電子機器に搭載されるチップの生産に欠かせない技術です。

アオイ電子 多気工場

アオイ電子の多気工場は、三重県多気郡多気町に位置する生産拠点です。

同社は2025年にシャープの第1工場および第2工場と土地の一部を取得しており、2027年度の稼働開始を目指して先端半導体パッケージ事業の準備を進めています。

この工場の歴史は1995年、シャープ三重工場として液晶の量産を開始したことに遡ります。その後、2003年にはシステム液晶専用の第3工場が建設されましたが、2015年に第1工場が、2024年には第2工場がそれぞれ稼働を停止するなどの変遷を経て、現在はアオイ電子による新たな事業展開の場となっています。

村田機械 伊勢事業所

村田機械の伊勢事業所は、三重県伊勢市にあるクリーンFA分野の重要拠点です。この事業所では、半導体工場のクリーンルーム内でウエハを搬送する自動化システムを生産しています。

同社の歴史は1935年の西陣ジャカード機製作所設立にまで遡ります。1962年に現在の村田機械へ社名変更し、1986年には業界をリードするクリーンルーム対応天井走行搬送システムを開発しました。その後、1991年には「ムラテック」ブランドを導入し、クリーンFA事業を拡大しています。

シンフォニアテクノロジー 伊勢製作所

シンフォニアテクノロジーの伊勢製作所は、三重県伊勢市にある同社の主要な製造拠点です。半導体製造プロセスの自動化に不可欠な、ウエハ搬送用ロードポートやソーティング装置などの開発・生産を行っています。

この拠点の歴史は非常に古く、1878年の鳥羽造船所にまで遡ります。1917年の電機試作工場設立を経て、神戸製鋼所系列としての発展や神鋼電機の設立など、長年にわたり日本のモノづくりを支えてきました。

1989年に半導体製造装置事業に本格参入し、1998年には300mm FOUP対応ロードポートの納入を開始。2009年に現在のシンフォニアテクノロジーへと社名を変更し、現在に至ります。

高純度シリコン

高純度シリコンは、三重県四日市市にある工場業です。シリコンウエハの主原料となる多結晶シリコンの製造を専門としており、現在はシリコンウエハ世界大手のSUMCOの100%子会社として活動しています。

同社の歴史は1967年に日本電子金属と大阪チタニウム製造の共同出資で設立されたことに始まり、翌1968年に多結晶シリコンの製造を開始しました。

その後、親会社の変遷や事業譲渡を経て、2023年にSUMCOグループの一員として現在の社名で新たなスタートを切りました。

JSR 四日市工場

JSRの四日市工場は、三重県四日市市にある工場です。フォトレジストや、ウエハ表面を平坦化するためのCMP材料などを生産し、世界の最先端デバイス製造を支えています。

同社の歴史は1957年に日本合成ゴムとして設立されたことに始まります。

1960年の四日市工場稼働を経て、1979年にはフォトレジストの販売を開始。1997年に現在のJSRへと社名を変更しました。その後も、2006年の精密加工パイロット設備棟の竣工や、2009年の先端リソグラフィー材料新工場の稼働など、微細化技術の進展とともに設備を強化し続けてきました。

2024年には産業革新投資機構(JIC)によるTOBが成立し、新たな体制で成長を目指しています。

日本酸素JFP 三重工場

日本酸素JFPの三重工場は、三重県伊賀市に位置する半導体材料ガスの拠点です。日本酸素(旧大陽日酸)の100%子会社として、半導体製造プロセスの各工程で不可欠な特殊ガスを供給しています。

同社の前身であるJFPは、2001年に日本酸素と大陽東洋酸素の共同生産会社として設立されました。

親会社の合併や社名変更を経て、2026年に現在の「日本酸素JFP」という名称となり、一貫して産業ガス分野での専門性を高めてきました。

古河電気工業 三重事業所

古河電気工業の三重事業所は、三重県亀山市に拠点を置く、半導体用テープの生産拠点です。この事業所では、製造工程での仮固定用テープや、チップを接合・保護するための接着用テープなどを主力製品として開発・生産しています。

同社の歴史は古く、1884年の創業にまで遡ります。

1920年に現在の古河電気工業として発足して以来、電線製造を中心とした金属・化学分野で技術を磨いてきました。三重工場は1971年に新設され、長年にわたる材料技術の知見を活かし、現代の半導体産業を支える精密な化学テープ製品を供給しています。

半導体業界へ転職するなら

最後にこれらの半導体関連工場へ転職することを希望される方へ、おすすめできる転職エージェントについて書いた記事を貼っておきます。

登録や相談は無料ですし、転職活動自体はノーリスクです。興味のある方は、一度登録してみてエージェントと会話してみることをおすすめします。

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