【半導体関連工場MAP】山口県版

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山口県に立地している主な半導体関連工場についてまとめました。

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目次

動画で説明:半導体関連工場MAP 山口県版

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半導体関連工場MAP 山口県版まとめ

山口県に立地している半導体関連企業を全部で5つ取り上げます。その一覧と、地図上のおおよその配置は上記の通りです。

そして経済構造実態調査に基づく「電子部品・デバイス・電子回路製造業」の山口県における事業所数、従業員数、製造品出荷額は以下の通りです。

  • 事業所数:18(全国39位)
  • 従業員数:2,485人(全国41位)
  • 製造品出荷額:817億円(全国41位)

半導体関連工場MAP 山口県版各工場

日立ハイテク 笠戸地区

日立ハイテクの笠戸地区は山口県下松市にあります。

同社は日立製作所の100%子会社であり、主に半導体の製造工程において不可欠なエッチング装置や検査装置を手掛けるメーカーです。

そのルーツは、1947年に日之出商会として設立され、のちに社名を変更した日製産業に遡ります。現在の笠戸地区における生産拠点としての歩みは、1985年に日立製作所の笠戸工場内に半導体製造装置工場が完成したことに始まります。

2001年に日製産業と日立製作所の計測器グループ、および半導体製造装置グループが事業統合を行い、社名を日立ハイテクノロジーズへと変更しています。その後、2020年に日立製作所の完全子会社となって上場を廃止するとともに、社名を現在の日立ハイテクへと変更し、新たな体制へと移行しています。

同地区では、主力製品であるエッチング装置などを製造しています。

直近の2025年には、高まる需要を見据えて笠戸地区内にエッチング装置の新製造棟を竣工させるなど生産体制の強化を図っています。

グローバルウェーハズ・ジャパン 徳山工場

グローバルウェーハズ・ジャパンの徳山工場は山口県周南市にあります。

同社はSino-American Silicon Products Inc.を親会社に持つシリコンウエハメーカーです。

そのルーツは、1968年に発足したコバレントマテリアル(旧東芝セラミックス)に遡ります。1977年に東芝からシリコンウエハ事業を移管されており、1982年に旧徳山セラミックスとして現在の徳山工場が発足し、操業を開始しました。

その後、1993年に150mm、1995年に200mm、2001年には300mmと、段階的に大口径ウエハの生産を開始して技術力と生産体制を強化してきました。2011年にコバレントマテリアルのシリコンウエハ事業が同工場に集約された後、2012年にSino-American Silicon Productsグループへ株式が譲渡され、翌2013年に現在のグローバルウェーハズ・ジャパンへと社名を変更し、新たな体制でスタートを切っています。

同工場では、ポリッシュトウエハの表面に所要規格のシリコン単結晶を気相成長させる高度な技術を用いて、高品質なエピタキシャルウエハを製造しています。

レゾナック 徳山事業所

レゾナックの徳山事業所は山口県周南市にあります。

同社は、半導体製造プロセスにおいて不可欠となる高純度溶剤や高純度ガスなどの他、後工程関連などの材料を手掛けるメーカーです。

徳山事業所のルーツは、1962年にアセトアルデヒドなどを製造する徳山石油化学として設立されたことに遡ります。その後、1999年に徳山石油化学が昭和電工と合併し、事業基盤が引き継がれました。

企業全体の歩みとしては、2020年に日立化成が昭和電工の子会社となって昭和電工マテリアルズへと商号を変更し、さらに2023年には昭和電工と昭和電工マテリアルズが統合して現在のレゾナック・ホールディングスおよびレゾナックが誕生するなど、大規模な事業再編を経て現在の体制となりました。

同事業所では、半導体の微細加工や洗浄工程などで求められる高品質な高純度溶剤や、高純度フッ化水素をはじめとする各種高純度ガスを製造しています。

セントラル硝子 宇部工場

セントラル硝子の宇部工場は山口県宇部市にあります。

同社は、半導体製造工程に不可欠な各種電子材料をはじめ、多岐にわたる化学製品を手掛けるメーカーです。

そのルーツは、1936年に宇部曹達工業として山口県宇部市にて設立されたことに始まります。1958年に旧セントラル硝子を設立してガラス事業へ進出したのち、1963年に宇部曹達工業が旧セントラル硝子を吸収合併し、現在の商号であるセントラル硝子へと変更しました。

宇部工場の設備としては、1974年にフッ酸製造設備を完成させています。その後、1978年に宇部研究所(現在の機能化学研究所)を設置し、1983年に高純度フッ化物ガスの多目的製造設備、翌1984年には有機フッ化物の多目的製造設備を完成させるなど、半導体向け材料の生産基盤を段階的に強化してきました。

現在同工場では、エッチング工程で用いられる高純度エッチングガスや、成膜工程で必要となる高純度成膜ガスおよびチャンバークリーニングガス、さらには洗浄工程で活躍するパターン倒れ防止剤など、半導体プロセスの高度化・微細化を支える多様な高純度素材を製造しています。

トクヤマ 徳山製造所

クヤマの徳山製造所は山口県周南市にあります。

同社は、シリコンウエハの原料となる高純度多結晶シリコン、他には高純度ボロンや高純度トリクロロシランなどの素材を幅広く手掛ける化学メーカーです。

その歴史は非常に古く、1918年に日本曹達工業として山口県徳山町(現在の周南市)にて設立されたことに始まります。その後、1936年に社名を徳山曹達へと変更しました。

半導体関連の歩みとしては、1983年にエレクトロニクス事業へ進出し、電子工業用高純度IPAの発売を開始しました。翌1984年には多結晶シリコン事業へ参入し、現在の主力製品の一つである高純度多結晶シリコンの製造をスタートさせています。その後、1994年に社名を現在のトクヤマへと変更しました。

近年は生産体制の拡充を進めており、2024年にベトナム、2025年にはマレーシアにおいて半導体用多結晶シリコン関連の製造販売会社を相次いで設立しています。

広大な敷地を持つ徳山製造所では、高度な化学技術を駆使して高品質な高純度多結晶シリコンや高純度ボロンなどを製造しており、半導体産業を素材供給の根底から支えています。

半導体業界へ転職するなら

最後にこれらの半導体関連工場へ転職することを希望される方へ、おすすめできる転職エージェントについて書いた記事を貼っておきます。

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